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初七日 [その他]

父の初七日だった。親戚と両親の友人を自宅に迎え、無事に法要を終えた。

平成24年2月25日午前4時51分。父は74年の生涯を終えた。
勤務先で脳内出血を起こし倒れたのは55歳。以来19年間、寝たきりの生活を支えてきたのは母である。仕事を理由に家にいる時間が短かった息子はまったく役に立たず、母一人で父の介護を続けてきたと言っていい。母には感謝しかない。

平手打ちを食らったこともある。しかし、普段は温厚で優しく、子煩悩な父だった。
父は、私が中学2年になるときに長岡市に単身赴任。単身赴任が決まったとき、「おまえがお母さんをしっかり守りなさい」という旨の手紙を受け取ったことを覚えている。思えば、その頃の父は今の私よりも若い。週に一度、父と会うことは楽しみだった。しかし、週に一度会えたのも高校2年まで。高校3年になるときには札幌へ転勤となった。私と弟の二人が新潟に残り、父、母、祖父は札幌へと引っ越していった。
再度一緒に暮らし始めたのは、父が倒れて3年後、今の家を建てたときである。

雪男の私と違い、晴れ男だった父は、葬儀の日も見事に青空にした。亡くなって一週間。未だその実感がもてずにいる。
父の初七日だった今日、私は47回目の誕生日を迎えた。

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コメント 2

mocco

謹んでお悔やみ申し上げます。
私は両親ともにすでに他界していますが、今でも「もし母が(父が)生きていたら今ごろ~しているかな」と思うことがよくあります。当たり前のことですがいくつになっても親は親、自分は子どもなんですよね。

ところで…先生とは生年月日が363日違いということがわかりました。(だから何?と突っ込まれても困るのですがf^^;)来年は私が先生のお年に追いついた2日後にメッセージを書かせていただきますね。
by mocco (2012-03-06 23:56) 

bittervalley

moccoさん、ありがとうございます。
「いくつになっても親は親、子どもは子ども」
その通りですね。

moccoさんもHappy Birthdayだったのですね。遅ればせながら、おめでとうございます。
by bittervalley (2012-03-08 18:50) 

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