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子供の感想から見る「コミュニケーション能力の素地」 [授業]

1年間の外国語活動の授業を終え、5年生の子供たちが書いた感想である。
「類推と反応」をキーワードとしたcontent-basedの授業により、子供たちに「コミュニケーション能力の素地」が養われることがよく分かる感想である。

■私がこの一年間で感じたことは、ジェスチャーを通しながらも通じるということです。例えば、料理をしながら英語の勉強ができました。ポップコーン&パンケーキを作って、ちょっぴりだけ英語が分かるようになりました。とってもうれしかったです。また、歌を歌いながら覚えることができることもすごいと思いました。私は、将来、英語を使わなきゃいけない職業につくので6年生になってもがんばりたいと思います。

■英語は世界の共通語で、英語を話せれば、いろいろな国の人としゃべれることが分かりました。楽しかった活動は、7月にやった「日本の祝日、世界の祝日」です。外国と日本の文化のちがいにおどろきました。12月にやった「外来語を知ろう」では、シュークリームやピーマンは発音だけではなく、言葉もちがうことが分かりました。1月には、世界の年明けの様子が見られました。だいたい、どの国でも花火が打ち上がっているのが印象に残っています。6年生では、もっともっと英語をがんばりたいです。

■私は、外国語活動をする前は「あ〜、むずかしいんだな〜。」と思っていたけれど、始まってみると、英語を使うって楽しいな〜と思いました。英語を推理してポップコーンを作ったり、パンケーキを作ったりすることができてよかったです。あっという間に、35回もの外国語活動を終えてしまいました。6年生になっても英語に親しんでいきたいです。英語を推理して、単語でもジェスチャーでもいいから伝えることが大切だと学びました。外国語活動はとっても楽しかったです。ありがとうございました。

■いちばん最初にした「ポップコーン作り」では先生がどのようにして作るのかを英語やジェスチャーをしながら教えてくれました。いちばん最後の授業の「パンケーキ作り」では、先生が何を言っているのかをきちんと聞き取れたのでよかったです。

■今年から本格的に始まった英語活動は、とてもたくさんのことを学べておもしろかったです。これは英語だと思っていた単語が和製英語だったり、もとは違う国の言葉だったり、とてもびっくりしたものもありました。授業を重ねるにつれ、しゃべれないけど、何を言っているのかが分かるようになる場面が増えてきたので、すごくよかったです。これからも、先生が何を言っているのかを推理して、楽しく勉強したいと思いました。そして、少しずつ上達していきたいです。

■私はこの一年間で気付いたことは、英語はあんまりよく分からないけれど、言っていることはなんとなく分かる。英語は不思議だなって気付きました。英語は分からなくても、どこかで通じ合っている。いつのまにか英語の時間が楽しみでとっても好きになっていることを発見しました。英語は日本語とは全然ちがうけれど、同じ言葉で大事だということを学びました。

■私は、この一年間の英語の時間で、マリア先生と渋谷先生から教えてもらったことを生かして、英検の5級を受けました。リスニングで、英語の時間できたえた「言われたことをすいりしながら聞く」を生かして合格しました。筆記も渋谷先生が作ったスクリーンに書かれた英語を読むことで、書かれた文章もすいりできるようになりました。これからも、4月から今までの学習を生かして、英語がペラペラになれるようにがんばります。今年受ける予定の4級もがんばります。来年度も渋谷先生がいいと思いました。

4月から、この子供たちに授業することはない(私が異動なので)。6年生でも更に「素地」の質を高めていってくれることを願っている。

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