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式 [学校]

結局9月は一度も更新しなかった・・・・。久々の更新だ。
ブログ同様,時折,思い出したように『教頭通信』を発行している。職員向けの文書である。以下は,10月9日の始業式に発行した『教頭通信』である。


「今日は始業式ですよね。スーツの方がいいですか。」
「そうですね。」
 学生ボランティアのYさんと教務主任が交わしていた今朝の会話です。
 金曜日の終業式,今日の始業式と二つの「式」が続きました。「儀式的行事」に位置付けられている学校行事です。学習指導要領及び解説で,改めて「儀式的行事」の項を見直してみました。ねらいはこれです。

 児童の学校生活に一つの転機を与え,児童が相互に祝い合い励まし合って喜びを共にし,決意も新たに新しい生活への希望や意欲をもてるような動機付けを行い,学校,社会,国家などへの所属感を深めるとともに,厳かな機会を通して集団の場における規律,気品ある態度を育てる。

 着任式,入学式,始業式,終業式,卒業式,離任式・・・。年間を通じて,「式」と付く行事はそれほど多くありません。この数少ない場で,私たちは上のねらいを達成しなければならないわけです。まず,必要なのは私たち教師が,式にふさわしい振る舞いを示すことです。冒頭に紹介した二人の短い会話から,そのことを教えられました。
 時はただ過ぎていくばかりです。時の流れに区切りはありません。そこに「式」のような節目をつくったのは人の知恵でしょう。節目があることによって,人は気持ちに区切りを付けたり新たな気持ちをもったりすることができます。
 今日から2学期。一つの節目です。子どもも教師も新たな気持ちで臨みたいものです。


始業式,終業式。卒業式のように礼服を着る必要はないが,男性教師であればスーツで臨むのが当然であろう。ジャージ姿で子どもの前に立つなど論外である。規律や気品など教えられるはずがない。
当校は2学期制。3学期制と比べると「式」は二つ少ない。なおさらに一つ一つの「式」の位置づけは重い。


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